俺が中2の時。

その時自分には形だけだけど彼女という存在がありました。

もちろんHはしてないし、ただ遊ぶだけ見たいな感じでした。



そんな俺に女友達からある一言を言われました…。


『部活の後輩がKYOのことを好きらしい』


正直、どっきりだと思いました。

いや、多分どっきりなんでしょう。

俺はその時軽く『ふ〜ん』と流してました。



それから2ヶ月くらい経ったとき、別の友達磯部(仮)から


『後輩がKYOのこと好きだって』


と告げられました。

その2人の友達は同じ部活なんで、どうやら同一人物らしいです。

今までモテたことが無い俺は正直ビビりました。

(若干ここからテンションが上がります)


で、なんか相手の子・森さん(仮名)はとても恥かしがり屋らしいです。

磯部曰く…


『なんかKYOと廊下で目が合っても恥かしくて見つめられないって言ってたよ』




うん、うん。







うん?


なんか変だな…。

見つめられない



何、俺って顔も知らない人からいきなり見つめられる人なの?


そんな、まったくの初対面の人に見つめられたら俺だって挙動不審になるしかないだろよ。

むしろ恋に落ちるだろが!

まぁ、その時は愛する人が居たんでテキトーに『ふ〜ん』って流してたんです。


で、3年に上がるまで何故か直接喋らず磯部を通じて森からの質問、話しを聞かされてたわけです



何故、間に運び屋を使う?

そして運び屋は先輩だしな。



そして、なんか色々とあってこうなりました。

リンク飛ぶのがめんどいくさい人に言うと振られました



で、そこから森はもの凄く積極的になりました。

計・10回以上は告発告白されました。

ただ、やっぱり磯部を使って話しを進ませるんですけど。




で、一旦話しを過去に戻します。

顔も知らない人から、友達伝いに『好き』宣言を受けた俺は後輩使って探りを入りました。

俺はサッカー部。森・磯部はソフトボール部。

この2つの部活はグランドが隣りなんで休憩中に後輩の阿部(偽名)を引き連れソフト部を見に行きました。



俺『どの子が森?』

阿部『あのライトのヤツです』



あら?なかなか可愛いじゃない。



俺『ふ〜ん、どんな子?』

阿部『あ〜、とりあえず男子からは嫌われてます


ストライク!


俺『えっ?なんで?』

阿部『いや〜、メッチャ自己中で…』


ストライク2!


俺『マジか・・』

阿部『正直、女子からも嫌われてるし・・』


バッターアウト!


俺『マジデ?』

阿部『あと、振られたら相手の悪い噂を勝手に作って流すとか…』










ゲームセット!コールド負け!




流石に、ストライクゾーンが足から頭までの俺でも『黒い噂を制作』してる人とは…。



はっ!?待てよ?

振られたら噂が流れるんだろ?

僕には愛する人が居る(中2の夏の段階)

告白は受けられない。



悪い噂が流れる…





た、、大変だ…。




ってことで、次の日思いっきりダッシュで磯部に疑問を投げかける。



俺『なぁ?森って性格悪いの?』

磯部『うん』




いや、『うん』って貴方…



俺『いや、お前まで「うん」って言うなよ』

磯部『だって、ホントなんだもん。でも可愛いでしょ?』

俺『いや、まぁそれはそうだけど』

磯部『なら、別にそんなの良いでしょ』







一番大事なトコだよあんた



俺『いや、性格はとてつもなく大事だと思うんだけど…』

磯部『良いじゃん、可愛ければ!』





なんか、もの凄く楽観視されてるのがとてつもなくむかつく訳です。



・・・


話しは現代に戻ります。

彼女に振られた俺は寂しく修学旅行に行ってきました。



まぁ、森からのアピールはなおも続いてたわけです。

仲人的存在の磯部は『相手居ないんだし付き合えよ』といつまでも客観視を続けてました。


・・・

森からしたら、俺が振られた事は好都合な訳で、俺は毎日学校へ行くとビクビクしながらひっそりしてたわけです。



さて、何故俺はこんなにも森を避けていたのかと言うと性格が悪いだけが原因じゃないんです。

なんです。
 
目がとても怖いんです。

いや、目というか眼力というか…。

俺は目の鋭い子が結構好きだったりするですが、鋭すぎると話しが変わってくるんですよ。

その鋭さは鷹の目を想像してもらえればわかると思います。


例えば、俺が廊下を歩いてて後頭部にとても視線が感じる時があるんです。

何かと思って後ろを向くと…








居た〜!もの凄く見てる!



ってことが多数あったり。



過去に阿部を引き連れ森の所属する部活(可愛い子多数所属)を見に行った時に…




俺『いや〜、ピッチャーの足良いね〜』

阿部『可愛いですし』



なんておっさんの会話してた時に


多分、森が居るであろうライト方向から(距離・10〜20m)凄まじい視線を感じた訳です。

で、


阿部『せ、、先輩…。森が見てます!』

俺『わかってる。痛いくらい視線感じてるから』




ってことがあったり。

・・・


で、ここまで読んだ方で『そんなの狂言だよ!』と言う人が居るかもしれませんが





ホントの話しですから



マジでこれくらい視線が強いわけです。

だってどこに居ても視線感じた方にはヤツが居るんですから。

『振れ返れば奴が居る』ってこのことです。


・・・

さて、俺が振られたことによってだんだん森からのアピール(磯部を通して)が多くなってきました。



磯部『なんか森が付き合って欲しい、だって』

俺『ごめん無理、って言って。マジでこの子は無理だって』




〜次の日〜


磯部『なんか「なんでダメなんですか?」だって』



なかなか諦めないわね…。この子…。



俺『目が怖いから性格がダメとは言えないしなぁ〜』



っとそこに今まで登場してなかったけどこれまで『森事件」に関して数々の助言をして、俺を助けてくれた中村(本名)が…




中村『あのさ…好きな子がいるって言えば?』



おぉ、さすが中村。お前やるじゃん!さすがにバスケやってないな!(関係無



中村『それか男が好きだからって言うか』









その極端な意見はどっから湧き出したんだ馬鹿!





俺『いや、それは却下』

中村『あっそう…』




何故、がっかりする?


俺『まぁ、とりあえず「好きな子が居る」って言ってくれ』

磯部『わかった』



〜次の日〜





磯部『「じゃあ、好きな人に告白して振られたら付き合ってくれますか?」だって』











まだ、諦めないのこの子?




俺『な?何故諦めない?』

磯部『だからKYOのこと好きなんでしょ?良いじゃん付き合えば』




こいつの客観視はホントに腹が立ちます



中村『だから男が好きって言えって』

俺『五月蝿い』



さて、マジで本気でもの凄く困った。

もともと頭の柔軟性がない俺にはこれ以上言い訳出来ません。

かと言って、『性格が悪いから』と言って黒い噂流されるのはゴメンです。

どうする?KYO。



中村『よし、シカトしよう!』

俺『それだ!



流石、バスケ部(関係無。



中村『それかやっぱり男がs

俺『黙れ!小僧!』





何故お前『男が好き』をゴリ押しする?



俺『ってことで、シカトすることに決定したから』

磯部『わかった』


〜次の日〜


磯部『森が「どうやったら付き合ってくれますか?」だって』














いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!





よし、1回話しを整理しようか。

先ず告白され、「無理です」と言った。

その後「何故ですか?」と聞かれ「好きな人が居る」といった。

その後「振られたら付き合って」といわれシカトした。


そして話しはリターンした!



俺『何故?何故?!シカトしたのに再び!?』



この時、俺は本格的恐怖を感じました。



磯部『多分だけど、なんかちゃんとした理由ないとダメだと思うよ』

俺『もう「好きな人居る」って言ったじゃん』

磯部『いやそれはわかんないけど』

俺『なんだ?なんなんだ?!俺はどうすれば良いんだ?!』

中村『しっかりホントのこと言うしかないだろ』

俺『いや、だってホントのこと言ってブラックな噂たったら生きてけないだろ』

中村『だからってこのまま中途半端で良いか?』

俺『……』

中村『だったらちゃんと言っとけって』







KYOは『男好き』をゴリ押ししてたやつの説教で決心しました。

全てを言う勇気がでました。

今まで言いたかったことを言う勇気ガでました。




俺『磯部!森に言っといて欲しいんだけど…







自分から告白しない奴とは付き合わないって』








弱いなぁ…俺



まるで『自分から告白したらOK』みたいなこと言ってるし…。

勘違いされなきゃ良いけど…。






それから2週間くらい何にもなく平和な日々を送ってました。

時折視線感じたりもしたけど。



で、その日はテストの日でした。

中3の俺は自分の進学する高校を決定する為に月1でテストがあったんです。


で、テスト受ける時の席順なんですが




磯部   中村


元・彼女    俺



となっています。




何故、隣りが元・彼女なのかとても不思議デス



まぁ、それは良いとして。



俺はいつも登校時間の30分くらいには教室に居る訳です。

別にテスト勉強するワケでもなく瞑想してるんですよ。

で、黙々と時間が過ぎるのを待っていると中村が来たんです。



中村『よ!そういえば最近、森からはなんもないなぁ』

俺『ほんとにさ!マジで良かった』



なんて会話をしていると…


磯部『KYO…ちょっと…話しが…』





なんか凄く嫌な予感がするんですけど…






俺『何?』

磯部『今そにこ森が居て…告白したいんだって』








アーーーーウチ!!






やばい!やばい!ついに直接攻撃に!

前に『自分から告白しない奴とは付き合わない』って言ったからだ…。

あたいの馬鹿…。



俺『は?なん、、ちょっと、何?え?マジで!?!』

磯部『いや、もうすぐそこに居るから』

俺『いや、そんなテスト前だし…』

中村『はっはっはっはっは!やばいなKYO!』





他人事のように言いやがって…(実際他人事




磯部『とりあえず、言ってあげなって。KYOが「自分から告白したら付き合う」って言ったから言いに来たんだよ』









いや、僕そんなこと言ってませんし…




中村『まぁ、あれだ。断るにしても行ってやれ』

俺『…わかったよ』



教室のドアから出る俺…。

左側に体を向ける。

森発見








『すぐそこ』過ぎるだろ!



近すぎるって!

サンクスもビックリの『すぐそこ』感だって!







俺『………』

森『………』



耐えられない…この空気…。



因みにこの時が初がらみです。

今まで(一方的に知ってるとしても)会ったことも無ければ話したこともなく。

声すら知りません。






俺『……(助けて…ポパイ…』

森『…………』





早く喋ってYO!

耐えられませんこの空気!

酸素を!酸素をくれ!って感じ。






しかもこの間『上目使い』と来た!



止めてくれ!

その鋭い眼光で見ないでくれ!

本気で恋に落ちる泣くって。




すると…



森『付き合って下さい』













直球勝負できた!


なんの緩急もつけず思いっきりストレート投げてきた!







俺『(あ…やばい…なんて言おう…)』

森『………(上目使い』

俺『えっと………すいません!

森『………………』

俺『………………』

森『………………』

俺『………じゃっ!







俺、マッハでその場から逃走!




マジでその空気が耐えられなくなり一言だけ『すいません』と言い逃走。

我ながら最低だと思います。



ただ、幾つか弁解させて欲しいんですけど。



・教室から出た瞬間、森がこっちを見ている(上目使い

・時間的にとても生徒が行き来している時間

・しかも告白した現場が『階段付近の廊下』

・その階段はとてもよく人が通る

告白された瞬間に大量の生徒が階段を登って来る



こんな状況だったら逃げたいじゃない…。







そして後日、多少の罪悪感がある為、磯部に・・・


俺『森どうなった?』

磯部『なんかショックだったみたいだけど「もう諦めた」って』

俺『ほ〜、そうか』

磯部『彼氏と仲良くしてるよ



何?



俺『何?彼氏できたの?』

磯部『KYOのこと好きって言ってた頃から彼氏が居たんだって



WHAT!?



で、色々と聞いた話によると…

森には付き合ってる相手が居て、付き合ってる状態で俺に告白し、OKだった場合彼氏のほうを切り離す予定だったとか…。




彼氏可哀想…。

ってか、中学生にして二股かける気だったのか?!

怖〜…。




っとまぁ、こんな事が過去に起きたわけです。

で、この1件から俺は女の人の目が怖くなり上目使いが苦手になりました。

マジで上目使いだけはホントにダメです。





この1件はホントに怖かったです。

『そんなの怖くないよ』って人が一杯居ると思います。

でも、俺にとっては怖かったです。

・・・




モテたいと日頃から言ってる俺ですけどこの件だけは二度と起って欲しくないと思いました。











ただ、もっとキツイことが起きたんですよ





これは1万ヒット記念にかきたいと思います。

それまで続いていれば…。



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